「インデックス投資で資産3000万円」案山子のやり方を解説! | Scarecrow Blowing in the Wind Blog 案山子の日記

「インデックス投資で資産3000万円」案山子のやり方を解説!

インデックス投資

サイドファイヤー、セミリタイアに憧れる50代独身の案山子かかしです。今回のテーマは、「インデックス投資で資産3000万円」案山子のやり方を解説!でいきたいと思います👍

インデックスの積み立て投資を30代後半から始めて、現在アッパーマス層に成りかけの案山子が、自身が行ってきた、インデックス投資での失敗や下落時の考え方など、インデックス投資で資産形成したいと考える方に向けて紹介したいと思います。

インデックス投資は、市場の値動きを示す指数(インデックス)に連動する投資手法です。例えば、日経平均株価やS&P500などの指数に連動する投資信託やETF(上場投資信託)を購入することで、広範な分散投資が可能になります。

インデックス投資のメリットとデメリットを表で示めすと下記の図のように分類して考える事ができます🧐

メリットデメリット
分散投資市場平均以上のリターンは期待できない
複数の銘柄に分散投資するため、リスクを軽減できます。インデックス投資は市場平均に連動するため、アクティブファンドのように市場を上回るリターンを狙うことは難しいです。
低コスト元本割れのリスク
インデックスファンドは、運用コストが低く、手数料も比較的安いです。市場全体が下落すると、インデックス投資も影響を受け、元本割れのリスクがあります。
シンプルで分かりやすい短期的なリターンは期待しにくい
市場全体の動きを反映するため、値動きが分かりやすく、初心者にも適しています。長期的な投資に向いているため、短期間で大きなリターンを得るのは難しいです。
少額から始められる
少額から投資を始めることができるため、資金が少ない人でも手軽に始められます。

この表を参考に、インデックス投資のメリットとデメリットを理解し、投資戦略を立ててください。今後の世界経済が崩壊すると考える人には、インデックス投資はやり続けられないと思います。

しかし、そこまで悲観的な考えが無い人は、デメリットはありますが、現在の銀行預金の金利では資産は増えません。

資産形成という点で考えたならば、今後の老後も見据えた人生で、インデックスファンドの積み立て投資をする事が、必要になって来るとボクは思います😊


インデックス投資を始める前に、生活防衛資金を貯蓄しましょう👍

では!! 案山子がインデックス投資のはじめ方と自身の失敗も含めてお話していきたいと思います😀

インデックス投資を始めるにあたり、最初に行うのが「生活防衛資金」を作る事です。生活防衛資金は、予期しない経済的なトラブルや緊急事態に備えるための蓄えです。

失業や収入の減少、病気やケガによる医療費、家や車の予期しない修繕費など、案山子も会社を辞める選択を突然する事になりましたから、人生は何が起こるか分かりません。

通常、生活防衛資金としては最低でも3ヶ月から6ヶ月分の生活費を貯めておくことが推奨されています。これにより、経済的なショックに対応しやすくなります。

また、生活防衛資金は元本保証のある低リスクな預金や短期債券などに置いておくのが一般的です。生活防衛資金をためる事ができる時点でマネーリテラシーを持つことにも繋がるので、頑張って取り組んで下さい。


ネット証券口座を開設する

インデックス投資を始めるに辺り、証券口座を開く必要があります。案山子は、30代後半から資産形成を始めましたが、最初からネット証券で口座を開きました。

  • 証券会社を選ぶ:
    • 手数料やサービス内容を比較して、自分に合った証券会社を選びましょう。代表的な証券会社には、楽天証券、SBI証券、マネックス証券などがあります。
  • 口座開設の手続き:
    • 公式ウェブサイトから口座開設の申し込みを行い、必要書類を提出します。本人確認書類やマイナンバーが必要です。

ネット証券会社に口座を開く事はとても良いです。窓口で変な商品も進められる事もないからです。間違っても銀行で投資信託を買ったりするのは、投資効率が悪くなるので止めましょう🧐

投資や資産形成を始めるのに、案山子は調子に乗って3つのネット証券会社に口座を開きました。あっちこっちの証券会社で運用すると管理が大変です。

なので、ボクの様に3つもネット証券会社に口座を持つことも無駄です。「楽天証券、SBI証券、マネックス証券」のどれか1社から始めれば良いです👍


投資対象のインデックスを選ぶ

案山子は、橘玲さんの『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』や『臆病者のための株入門』を読んでインデックス投資を知って、全世界株式に投資したら無敵と思い、オールカントリー通称(オルカン)をコアにして運用しています😀

代表的なインデックス:

  • 日経平均株価: 日本市場全体の動きを反映する代表的な指数。
  • S&P500: アメリカの主要500社の株価を反映する指数。
  • MSCIワールド: 世界各国の株式市場を対象とする指数。

インデックスを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントに注意することが大切です。ここでは、投資対象のインデックスを選ぶ際の注意点を紹介します。

インデックスの種類と対象地域を確認する:

  • 投資対象とするインデックスがどの地域の株式市場を反映しているのかを確認しましょう。例えば、日本株を対象とする日経平均株価やTOPIX、米国株を対象とするS&P500、グローバル市場を対象とするMSCIワールドなどがあります。

インデックスの構成銘柄を理解する:

  • インデックスを構成する銘柄の種類や業種に注目しましょう。一部のインデックスは特定の業種に偏っていることがあります。バランスの取れたインデックスを選ぶことで、リスクを分散できます。

経費率(手数料)を比較する:

  • インデックスファンドやETFの経費率は、運用コストに直結します。経費率が低い商品を選ぶことで、長期的には投資成果に大きな影響を与えます。

流動性を確認する:

  • ETFなどの場合、取引量が多く流動性が高いものを選ぶことが重要です。流動性が低いと、売買が難しくなる可能性があります。

投資目的とリスク許容度に合ったインデックスを選ぶ:

  • 自分の投資目的やリスク許容度に合ったインデックスを選びましょう。例えば、安定した成長を目指す場合はS&P500などの広範な市場を対象とするインデックスが適しています。一方、高リターンを狙う場合は、成長株に特化したインデックスを選ぶことも考えられます。

過去のパフォーマンスを参考にする:

  • 過去のパフォーマンスを確認することで、インデックスの将来の動向を予測するヒントを得られることがあります。ただし、過去の実績が必ずしも将来の成果を保証するわけではないので注意が必要です。

配当利回りを確認する:

  • インデックスが配当を出すかどうか、またその利回りを確認しましょう。配当利回りが高いインデックスは、配当収入を得ることができるため、資産形成に役立ちます。

インデックスファンドの積み立て投資を行うのに優れているのは、全米株式や全世界株式です。S&P500はパフォーマンスが良いので、日本でも人気があります。全米株式でも更に約4,000の銘柄に広く分散されたETFであるバンガード社のVTIも人気があります。

更に広く分散投資したい方は、ボクの様に全世界株式を選択すると良いと思います。投資の考えとして「藁の束の中から針を探すなら藁の束ごと買うと良い」とあります。案山子は、世界が今後どうなるのか分からない凡人なので、全世界株式とチョットだけS&P500を投資信託とETFで保有しています。

ボクは背伸びして海外ETFから投資しましたが、今から投資を始めるなら税金の面も考えると投資信託で運用した方が良さそうですね。


インデックスファンドの積み立て設定を行う

証券口座に余剰資金を入金し、積み立て設定を行います。毎月一定額を自動的に投資する設定が一般的です。これにより、「ドルコスト平均法」を活用して、価格の変動に関係なく定期的に投資を続けることができます。

ドルコスト平均法とは❓

ドルコスト平均法(ドルコストアベレージング)は、投資における戦略の一つで、一定金額を定期的に投資する方法です。これにより、市場の変動に関係なく、平均購入単価を下げる効果があります。

ドルコスト平均法の3つのステップ

  1. 一定金額を決める:毎月や毎週など、定期的に投資する金額を決めます。
  2. 投資対象を選ぶ:例えば、インデックスファンドやETFなどの投資商品を選びます。
  3. 定期的に購入:市場の状態に関係なく、決めたタイミングで決めた金額を投資します。

ドルコスト平均法のメリット

  • リスク分散:市場の高値でも低値でも投資を続けるため、購入価格が平均化されます。
  • 感情に左右されない:市場の上下に一喜一憂せず、計画的に投資を続けられます。
  • 長期的な資産形成:コツコツと資産を増やすのに適しています。

ドルコスト平均法のデメリット

  • 短期の利益は期待しにくい:長期的な投資戦略のため、短期間で大きな利益を得るのは難しいです。
  • 市場の大幅な上昇時には損失が発生する可能性:市場が急騰すると、平均購入価格が高くなる可能性があります。

ドルコスト平均法は、長期的な資産形成に向いており、特に投資初心者にとっては有効な方法とされていますし、投資は、「規則性を重んじろ!」と言われています。投資資金のない状態の人は、ドルコスト平均法が最適解です。

案山子が投資した時は、クレジット決済でファンドが買えなかったりしたので、今は投資をしながらポイ活も出来てうらやましい投資環境です。

一度、積み立て設定をしたら後は、自分の趣味や仕事に集中すれば良いと思います。投資が好きな方は更に個別株を学んだりすると良いですね。案山子は、滑った転んだの株の世界は苦手なので、インデックスの投資のみで運用しています。


中高年の投資家はアセットアロケーション運用を心がけましょう

アセットアロケーション運用は、投資ポートフォリオを複数の資産クラス(株式、債券、不動産、現金など)に分散させることで、リスクを管理し、リターンを最適化する手法です。

以下は、アセットアロケーション運用の基本的な5つのステップです。

  1. 投資目標の設定:まず、自分の投資目標を明確にしましょう。例えば、老後の資金を確保するための長期投資や、短期的な資金増加を目指す投資などです。
  2. リスク許容度の評価:自分がどれだけのリスクを許容できるかを評価します。リスク許容度は、年齢、収入、資産状況、投資経験などによって異なります。
  3. 資産クラスの選定:株式、債券、不動産、現金など、どの資産クラスにどれだけ投資するかを決定します。一般的には、リスク許容度が高い場合は株式の比率を高くし、リスク許容度が低い場合は債券や現金の比率を高くします。
  4. ポートフォリオの構築:選定した資産クラスに基づいて、具体的な投資商品(インデックスファンド、ETF、個別株など)を選び、ポートフォリオを構築します。
  5. 定期的なリバランス:市場の変動により、ポートフォリオのバランスが崩れることがあります。定期的にポートフォリオを見直し、目標のアセットアロケーションに戻すためのリバランスを行います。

アセットアロケーション運用は、長期的な資産形成において非常に重要な手法です。特に、取り崩しのフェーズに入る中高年は老後の生活がありますから、リスクを分散させることで、安定したリターンを目指すことができます。

案山子も全世界株式のインデックスファンド以外にアメリカの長期債ETFとアメリカの社債をアセットに組み入れて運用しています。


年齢による株式と債券の比率

年齢によって株式と債券の比率を調整することで、リスク管理とリターンのバランスを取ることができます。一般的なガイドラインとして「年齢に基づく資産配分」があります。この方法では、年齢に応じて債券の割合を増やし、リスクを低減させることを目指します。

例えば、「100-年齢」のルールを用いることができます。以下に簡単な例を示します😀

年齢株式の割合債券の割合
30歳70%30%
40歳60%40%
50歳50%50%
60歳40%60%
70歳30%70%

このルールに従って、若いときにはリスクを取ってリターンを狙い、年齢が上がるにつれてリスクを減らして安定した収益を目指します。

もちろん、これはあくまで一般的なガイドラインであり、個々のリスク許容度、投資目標、財務状況に応じて調整する必要があります。また、株式や債券の選定についても、具体的な投資商品や市場動向を考慮することが重要です。

債券を20%程度、組み込むことでボラティリティを抑えてリターンを向上させる

また、債券部分を現金で保有してリスクヘッジされる方もいます。『株式投資の未来』の著者であるジェレミー・シーゲル教授は、債券を20%程度を組み込むことで、ポートフォリオのボラティリティを抑えつつ、長期的なリターンを向上させると提唱されています。

株式80%と債券20%のポートフォリオがどのように推移したかをグラフで示します。以下のグラフは、過去22年間のパフォーマンスの推移を示したものです。

  35% ┼─────────────────────────────────────────────
  30% ┤                                    1        1
  25% ┤                                1        1   1
  20% ┤                                1        1   1   1
  15% ┤                           1    1    1   1   1   1
  10% ┤                           1    1    1   1   1   1   1
   5% ┤       1    1    1    1    1    1    1   1   1   1   1   1
   0% ┤       1    1    1    1    1    1    1   1   1   1   1   1   1
  -5% ┤       1    1    1    1    1    1    1   1   1   1   1   1   1
 -10% ┤       1    1    1    1    1    1    1   1   1   1   1   1   1
 -15% ┤       1    1    1    1    1    1    1   1   1   1   1   1   1
 -20% ┤       1    1    1    1    1    1    1   1   1   1   1   1   1
 -25% ┤       1    1    1    1    1    1    1   1   1   1   1   1   1
 -30% ┤       1    1    1    1    1    1    1   1   1   1   1   1   1
 -35% ┼───────1───────1───────1───────1───────1───────1───────1───────1
      2000  2002  2004  2006  2008  2010  2012  2014  2016  2018  2020  2022

このグラフは、株式80%と債券20%のポートフォリオのリターンの推移を示しています。過去のデータを基に、長期的にリスクを抑えながらリターンを最大化するための戦略の一例です。


インデックス投資は持続と元本が全て

インデックス投資を始めて、3年程度で止めてしまうことが多いというデータもあります。理由としては、市場の変動に耐えられない・期待リターンとのギャップ・生活の変化などです。

実は、案山子も下落しそうと恐怖に駆られて、チョット株価が上がると売ってしまったりしていました。人間ですから怖いものは怖いのです!しかし、紆余曲折はありますが市場に戻って投資を続けていくうちに相場に慣れていきます。

過去の愚行を反省しながら、案山子も現在投資を続けています。現在は無職になり、次の仕事が決まったのですが、投資に回す元本が捻出できそうにありません・・(>_<)

暴落はボーゲンセール

現在、2025年はトランプ政権に交代して、関税合戦の末に株価が下がっています。投資家の広瀬隆雄さんによれば、「誰も買いたくない様な状況で鼻をつまんで買うのが投資」と仰っています。

ボクは個別株への投資はしませんが、バーゲンセールの時にはインデックスファンドを買い増ししていきました。余裕資金がある方は、これからチャンスが来るかも知れませんね。

人生の中でお金を稼げるフェーズは何時までも続くわけではないのが現実です。なので、元本を稼げる体力と気力があるうちに稼いで投資に回すのも一つの方法です👍

ボク場合は、30代に副業をして数百万円を稼ぎそのお金を投資に回す事ができたので、思いのほか早く資産を築く事ができました。

10年ほどインデックス投資を続けていますが、インデックス投資は「持続と元本」が全てだと思います。投資の神様のウォーレンバフェットも早くお金持ちに成ろうとせずに、ゆっくりお金持ちになる事を選択すれば、誰でもお金持ちに成れる趣旨の話をされていますからね。


おしまい 😀

今回は、年収300万円代の案山子が、投資期間10年間でアッパーマス層に引っ掛かる程度の資産をどの様に資産形成して作りあげたか理解してもらえたと思います。

ボク場合は、一部ビビッて資産を売却したりしたので、その分のパフォーマンスは落ちたと思いますが、ラッキーだったのがコロナショック前に売却したりと運が良かった部分もあります🙄

案山子のような投資方法では、再現性がないので、投資した事を忘れるぐらいの方が丁度良いので、積み立て設定が終わったら自分の好きな事に集中するのが一番です。そうすれば、勝手に資産が増えていますから😋

では!! バイバイ(@^^)/~


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