セミリタイア、バリスタファイヤーに憧れる独身50代の案山子です。今回のテーマは「職業訓練に合格しやすい年齢」で行きたいと思います👍
いきなり結論ですが「職業訓練に合格しやすい年齢」というものが特にあるわけではありません。
しかし、年齢やこれまでの経験によって、受け入れられやすさに差が生じる場合があると感じます。特に訓練の種類や目的によって、その傾向は変わることがあります。
たとえば、以前ポリテクセンターの面接を受けた際のお話です。前職で得たスキルと同じ分野の職業訓練を希望すると、合格が難しい場合があると教えられました。
案山子は、以前プラスチック製品の金型製作をしていましたが、零細企業で十分なスキルを得られなかったため、再び金型製作を学ぶ目的で訓練を希望したところ、不合格になった経験があります。
その後、3次元CADを扱う設計の訓練に申し込むと合格しました。そのとき講師の方に伺ったところ、ポリテクでは「以前の職場と同じ分野の訓練を受けることは難しい」とのことでした。
一方で、介護関連の訓練ではスキルアップを目的とした学び直しが認められており、実務者研修などでは初任者資格から次のステップへ進む流れがしっかり整っていました。
このように、職業訓練は「受かりやすい年齢」が存在するというよりも、希望する訓練の内容やこれまでの経験によって、合格しやすさが変わるように感じます。
職業訓練に受かりやすい年齢を気にするより重視する事🧐
職業訓練に合格する際には、年齢や性別、その人の社会人経験やスキルが影響することもありますが、最も注意すべきなのは、受けようとしている職業訓練の人気度です。
特に人気が高い訓練には離職者が殺到し、面接のハードルが高くなるのは避けられません。また、不況による離職が背景にある場合は、さらに難易度が上がります。
案山子が介護の講師から聞いた話では、コロナウイルスが流行していた時期に多くの離職者が介護資格の取得を目指して申し込んだそうです。
その際、定員オーバーとなり、面接で不合格になった人が多かったとか。これを聞いたときは少し切なくなりました・・(ρ゚∩゚) グスン
しかし、案山子が2024年の夏に受けた介護の職業訓練は、不況の時期ではなかったため、応募数が定員割れしていました。定員が20数人に対して応募者が9人しかおらず、面接前に副校長から「面接は受かってますかね」と言われるほどだったのです。
さらにその後も、定員ギリギリのクラスに60歳を超えた方も参加していたので、職業訓練によっては合格しやすい年齢が特に存在しないことも分かりました‥(^▽^;)
若い人が職業訓練で有利になるかは分かりませんが、記憶力が良く要領が良い人には最新のITやウェブ関連の職業訓練がおすすめです。
また、若い女性の場合は、ネイルやファッション関連の職業訓練が選ばれがちです。ただし、どんな分野でも倍率が高いと、年齢に関係なく面接で不合格となる可能性があることは知っておくべきでしょう。
参考までに、案山子が40代の時に経験したポリテクセンターの面接の様子や、そこで得た講師からの情報を記事にまとめています。ぜひご覧ください!
職業訓練で成功するためのポイント
職業訓練で合格率を高めるには、選んだ訓練内容やこれまでの経験を活かしつつ、効果的な準備をすることが重要です。
- 自分の目的と適性をしっかり把握する
訓練が目指している内容と自分のスキルや興味が合致しているかどうかを検討しましょう。たとえば、過去の経験と異なる分野でチャレンジする場合は、動機や計画を明確にして面接で熱意を伝えることが鍵です。- 職業訓練の人気度を事前に調べる
応募する訓練が高倍率である場合、他の選択肢も検討しつつ、面接で自分を際立たせる方法を模索する必要があります。高倍率だからと諦めるのではなく、どの分野で自分が最も活躍できるかを見極めましょう。- 前職の経験を活かせる訓練選びを慎重にする
ポリテクセンターなどでは、前職と同じ分野の訓練が難しい場合もあるので、自分の経験をリフレッシュする形で異なるスキルを習得できる訓練を選ぶことも一つの手です。たとえば、ボクの様に、CADのような新しいスキルを選んだことで成功した経験を参考にしてください。- 定員割れの状況を活用する
訓練によっては、倍率が低いタイミングや環境を見つけることで合格の可能性を高めることができます。不況が原因で競争が激化することがあるため、比較的落ち着いた時期に応募することも視野に入れましょう。- 学び直しが認められる分野を選ぶ
介護のようにスキルアップが体系化されている分野では、学び直しを目的として訓練を受けることが可能です。初任者資格から実務者研修、さらには介護福祉士へとステップアップできる仕組みがあることを活かしましょう。
職業訓練期間を利用して、スキルよりもリフレッシュや人生を見つめ直す期間に充てる人もいると思います。失業期間中はそれが可能なので、一度ゆっくりと向き合って見るのも良いかも知れませんね。
でも、ボクの様に失業保険が切れるまでの間でないと、焦ってしまう事になるので悪しからず😋
おしまい 😀
最後までお読みいただきありがとうございます。人手不足が叫ばれる中でも、面接で不合格となる場合は少なくありません。特に倍率の高い訓練や不況では、年齢や経験を問わずハードルが高くなることを覚悟する必要があります。
しかし、だからといって職業訓練ごときで落ち込むだけではなく、次のチャンスに向けて前向きに準備することが大切です。
ボクのように50代を過ぎて学び直しに不安を感じる方もいるでしょうが、ボク以上に高齢の方々が新しいスキルに果敢に挑戦し、実際に成果を上げている姿を目にする機会もあります。そんな姿を見て、自分の可能性を信じることの大切さを改めて感じます。
今振り返ると、不合格の経験もまた、次へのステップを考える貴重な時間だったと感じます。前を向き、自分に合った訓練や選択を探し続ければ、きっと新しい道が開けるはずです。
これから挑戦する人たちにも、未来を見据えて進む勇気を持ってほしいと思います。笑顔でがんばりましょう!(‘▽’*)ニパッ♪
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